テレアポ代行

新規営業に必要なテレアポを代行してくれるサービスについて解説します。本記事を読めばテレアポ代行サービスの特徴を理解し、メリット・デメリットを踏まえて、どのようなテレアポ代行サービスを導入するか検討することができます。

今回は派遣会社の担当者に向けて、派遣会社向けのおすすめテレアポ代行ツールも紹介します。導入を検討している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

テレアポ代行とは

テレアポ代行とは、新規営業活動におけるテレアポ営業を代わりに請け負ってくれるサービスのことを指します。まずはサービスの一般的な仕組みと、相場の価格について解説します。

特徴や仕組み

テレアポ代行は、依頼先の名義を名乗ってアポを取るための架電をしてくれる営業代行サービスです。

いつ・何回架電するかあらかじめ決めておくことができたり、月の目標アポ件数を要求することができたり、トークマニュアルの作成まで依頼することができたりと、サービスによって特徴はさまざまです。

サービスによりますが、詳しい業務内容は次の通りです。

  • 営業スタッフの代行でコール・アポイント獲得
  • トークマニュアルの作成
  • コールやアポイントのフィードバック
  • 既存顧客へのフォロー業務
  • 見込み顧客への継続接触

テレアポ代行サービス会社にリストを渡すだけで、営業スタッフの代わりにアポを獲得してくれるため、コンスタントに商談をすることができ、業務効率アップや業績アップにつながります。

料金形態

テレアポ代行サービスには「成果報酬」と「定額制」の2種類に分かれて料金設定がされているものがほとんどです。

成果報酬のサービスはアポの獲得数もしくはコール数など、結果に対して料金が発生する仕組みです。アポ1件2万円前後、コール1件100〜300円くらいが相場となります。

確実にアポがとれた分だけ支払いたい場合は使いやすいですが、アポ数やコール数が増えれば増えるほど金額が上がるため、予算を把握しにくくなります。

定額制のサービスは月額で設定されているケースが多く、アポやコール数問わず毎月一定の料金が発生します。月額費用は30〜50万円くらいが相場です。

多くのアポが獲得出来れば1件当たりの単価が下がりお得に利用できます。ただし、なかなかアポが取れない時期でも同じ金額がかかってしまいます。

他に「成果報酬」と「定額制」の複合型サービスもあります。たとえば月額費用が2万円と決まっており、さらにアポが取れた分だけ上乗せされていきます。

完全な成果報酬では、成果を上げるために質の良くないアポがパスされることもあります。複合型はバランスが良いため、そうした懸念を払拭しやすくなります。

テレアポ代行サービスのメリット

テレアポ代行サービスを利用すれば、次の3つのメリットがあります。

メリット

・人件費のカットにつながる
・営業の時間創出につながる
・営業スキルや業績向上につながる

人件費のカットにつながる

1つ目のメリットは、人件費の削減につながる点です。

自社でテレアポスタッフを募集する場合、「求人広告費用」「給与」「備品の用意」など多くの費用がかかります。また雇うだけではなくアポを獲得できるように育成・研修の必要もあります。

テレアポスタッフを自社で雇って教育していくよりも、テレアポ代行サービスを依頼する方が圧倒的にコストカットになるのです。

営業の時間創出につながる

2つ目のメリットは、営業スタッフの時間創出につながる点です。

アポイントの獲得だけでも代行サービスに依頼することができれば、商談だけ営業スタッフが行い、派遣スタッフのフォローや取引先とのやりとりに十分な時間を割くことができるようになります

営業が1人で架電する量には限界がありますが、大勢のテレアポスタッフが一斉に電話することができればその分アポ獲得率もあがります。営業スタッフの残業過多に悩んでいる企業や、業務量が営業スタッフに集中しすぎている企業はテレアポ代行サービスの導入で解消できるでしょう。

営業スキルや業績向上につながる

3つ目のメリットは営業スタッフの営業力・業績の向上につながる点です。

なぜならテレアポ代行サービスを依頼すれば、営業スタッフはアポに集中することができるようになり、契約数を増やしやすくなるからです。テレアポにかけていた時間を、アポの事前準備にかけることができれば、自然と商談の質も上がり契約率が高くなります。

また商談数を多くこなしていくことで、営業スタッフの営業スキルも向上するため、営業部全体の平均営業力を上げやすくなるでしょう。

テレアポ代行サービスのデメリット

テレアポ代行サービスを利用するときに気をつけてほしい、2つのデメリットがあります。事前に把握しておき、対策を立てておきましょう。

デメリット

・社内のノウハウが伸びない
・アポイントの質にばらつきがある

社内のノウハウが伸びない

1つ目のデメリットは、外注することで自社の新規営業に対するノウハウが不足していく可能性がある点です。

なぜなら営業スタッフが新規営業でテレアポをすることで得られる知識や経験を、テレアポ代行サービスに任せることで積めなくなるためです。もし、将来的に予算が下りなくなり、「自社で新規営業をしていこう」という方針に切り替わったなら、自分たちで新しい顧客を探しに行く力が弱くなっている可能性があります。

全てをテレアポ代行サービスに丸投げするのではなく、自分たちでもアポを獲得するために行動することが重要です。

アポイントの質にばらつきがある

2つ目のデメリットは、獲得したアポの質にばらつきが発生する可能性がある点です。

テレアポスタッフのスキルが低かったり、電話越しで粘ってアポを獲得したケースなどは契約率が下がったりすることもあります。

テレアポ代行サービスを依頼する前にテレアポスタッフの質をチェックし、トークマニュアルをあらかじめ決めておくことで、アポの質を均一にするよう気をつけましょう。

テレアポ代行サービスの選び方のポイント

「テレアポ代行サービスを導入しよう!」と決めたらいくつかのサービスを比較してみましょう。それぞれのサービスを比べた上で、選ぶ際のポイントを4つ解説します。

選び方のポイント

・実績のあるサービスを選ぶ
・サポート体制が整ったサービスを選ぶ
・料金体系がシンプルなサービスを選ぶ
・こまめなフィードバックをもらえるサービスを選ぶ

実績のあるサービスを選ぶ

1つ目のポイントは、過去の実績があるサービスを選ぶことです。

テレアポ代行サービスを行う会社は年々増えており、質の良い会社ばかりではありません。迷った時は、過去の実績や事例を多く掲載している会社を選びましょう。導入実績数の多いサービスであればサイトに導入企業数が書いてあるものもあります。

良いと言われているサービスであれば実績数も増加していくものです。派遣会社の成功事例が多く掲載されていればその分業界に精通している可能性もあがるため、サービスのサイトをチェックしてみましょう。

サポート体制が整ったサービスを選ぶ

2つ目のポイントは、フォロー体制が整ったサービスを選ぶことです。

サービスを利用している間に不具合やトラブルが発生することもあります。そうしたシーンで問い合わせ窓口はきちんと機能しているか、適切なフォローを行ってくれるかは重要なポイントです。

電話なのかチャットなのか、といった窓口の対応方法と、問い合わせ可能な日時についても事前に確認しておくと、導入後なにかあった際にも対応しやすくなります。

料金体系がシンプルなサービスを選ぶ

3つ目のポイントは、料金体系が複雑なサービスは避けることです。

たとえば「初期費用」と「月額費用」、さらに「アポの数によって課金されていく」といったサービスの場合、毎月どの程度予算が必要になるか想定しにくくなります。

定額制のサービスであればアポが取れても取れなくても費用は発生するものの、予算を固定で確保しやすくなります。まずは定額プランからはじめて、あまりにもアポが取れなければ報酬型に変更するなど、状況に応じて見直していくのがおすすめです。

こまめなフィードバックをもらえるサービスを選ぶ

4つ目のポイントは、契約期間中のフィードバックがマメなサービスを選ぶことです。

契約期間中に、アポの獲得進捗を共有してくれたり、顧客の反応について教えてもらったりすることで、営業スタッフの日々の活動にも活かすことができます。

たとえばテレアポ代行スタッフが「派遣は最近〇〇という会社で契約していて、あまりアフターフォローが良くありません」という顧客の悩みを聞き、営業スタッフに共有したとします。すると営業スタッフは〇〇に対して同じように不満を抱えている顧客がいるかもしれないと仮定し、集中してアプローチをかけることができます。

このように、テレアポ代行サービスからのフィードバックに貴重な情報が含まれている可能性があるため、定期的にやり取りできるサービスを選ぶと良いです。

テレアポ代行ならHRコボットforアポ獲得支援がおすすめ

HRコボットforアポ獲得支援jpg

テレアポ代行サービスを導入したいと考えている企業におすすめなのは、株式会社ディップが提供している「HRコボットforアポ獲得支援」です。詳しい特徴や成功事例を紹介します。

HRコボット for アポ獲得支援の機能

HRコボットforアポ獲得支援」は、派遣会社向けのアポ獲得支援サービスです。主な機能・特徴は次の通りです。

  • 営業リストへ人材派遣業界に精通したスタッフがコール代行
  • アポイントが取得できない場合でも求人ニーズやタイミングなどをヒアリングして納品
  • 過去の実績をもとにアポ率の高かったトークスクリプトをご提案

営業お断りの場合は1回のコールで終了し、 ご担当者不在の場合3コールまで実施してくれるといったルールもあらかじめ決まっているため、無駄のない架電を依頼することが可能です。

HRコボット for アポ獲得支援の料金

HRコボット for アポ獲得支援」は、初期費用0円、月額費用17万5,000円~利用可能です。同業他社のサービスと比較しても導入しやすい価格設定で高いコストパフォーマンスを図ります。

以下の表は、同業他社と比較したそれぞれにかかる費用の違いをまとめたものです。

HRコボット for アポ獲得支援A社B社C社
初期費用0円0円0円50万円
月額費用17万5,000円~50万円45万円~30万円
最低架電リスト数500リスト1000リスト 150リスト
1リスト単価350円(3コール)500円 2,000円
リスト管理ツールGoogle スプレッドシート実費請求実費請求実費請求
リード獲得方法3項目のヒアリングを実施 派遣のニーズありを収集リードデータ属性付与ニーズ把握BANT情報

※2022/8/30時点株式会社ディップ調べ。相対契約を考慮しません。

HRコボットforアポ獲得支援の成功事例

HRコボット for アポ獲得支援」を導入している企業の成功事例を3社紹介します。

株式会社シグマスタッフ

株式会社シグマスタッフは、東京都、神奈川県、埼玉県、北海道、沖縄県で人材派遣事業を展開している会社です。

「新規営業ができていない」ことと、「営業人員が少なく、既存案件のフォローで1日が終わってしまっている」という2つの課題を抱えていました。「HRコボット for アポ獲得支援」を導入してから次のような結果を得られています。

<導入結果>

  • 平均して月に2件~3件の新規アポイントを獲得できるようになった
  • 月10万位内の予算で、600万円以上売り上げる案件の受注に繋がった
  • アポイントが獲得できなくても派遣状況やタイミングなどをヒアリングしてリスト化することが可能に
  • テレアポに割いていた時間を、他の業務に使うことができるようになり、イオンなどの商業施設や、ハローワークなどで人材を募集するイベントの実施ができるようになった

参照元:月10万円の予算で平均2件の新規アポイントを獲得し、毎月600万円以上の案件の受注に成功。

株式会社広済堂ビジネスサポート

株式会社広済堂ビジネスサポートは、宮城県を中心に東北6県で人材派遣事業を展開している会社です。

「営業スタッフ各々が属人的な手段で、リスト作成などの営業活動を行なっている」ことと、「スタッフのケアや既存顧客の対応など、業務の合間に営業リストを作ってテレアポを行うので、割ける時間に限りがある」こと、「人員体制の見直しで、営業スタッフが削減されてしまった」という3つの課題を抱えていました。

同じく株式会社ディップが提供している「HRコボットfor営業リスト」という営業リストの作成を行うツールと、「HRコボット for アポ獲得支援」を導入してから次のような結果を得られています。

<導入結果>

  • 各営業が行なっていたテレアポの為の事前準備時間が短縮された
  • テレアポ実施後のレポートを確認し、人材派遣の需要がありそうな顧客にアプローチできるようになった
  • オーダー前提のアポイントが取れるようになった

参照元:オーダー前提でアポイントが取れたことは、本当に凄いと感じた!

株式会社HiLO

株式会社HiLOは、愛知県豊田市で人材派遣業を行う会社です。

「コロナ禍により企業への直接訪問による営業方法が難しくなった。」ことと、「社員数2名のため業務が多岐にわたり、新規営業のための時間の確保もできていなかった。」という以前からの課題も抱えていました。

同じく株式会社ディップが提供している「HRコボットfor営業リスト」という営業リストの作成を行うツールと、「HRコボット for アポ獲得支援」を導入してから次のような結果を得られています。

<導入結果>

  • 導入月から、常に一定して新規顧客を獲得
  • 営業リスト作成など新規顧客開拓にかけていた時間が削減され、営業先の求人状況などを事前に把握する時間ができ、その上で商談が可能に
  • テレアポに対する心理的ストレスも緩和
  • 取引がスムーズに進行するようになった

参照元:無理を言っても叶えてくれるディップ の担当者がいたからこそ導入を決意!結果、今月はすでに2週間で4件のアポイントを獲得

まとめ

派遣会社にとって重要なテレアポ業務ですが、「なかなか時間が割けない」「結果がでない」とお悩みの方も多いです。自社だけで解決しようとせず、テレアポ代行サービスの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

思わぬ営業チャンスを獲得できたり、営業スタッフのスキル向上で契約率が伸びたりする可能性もあります。

HRコボットforアポ獲得支援」なら派遣業界に精通しているだけではなく、初期費用無料・月額17万5,000円からと安価で使いやすい点も魅力的です。

HRコボットforアポ獲得支援jpg

ぜひこの機会に問い合わせてみてください。